ハリウッドにてプロのピアニストを目指している主人公、鈴木芽衣。LAの大舞台での演奏が決まった芽衣は自身の夢に思いを馳せつつも、自殺した母親が生前に好きだった曲”アラベスク”が演奏曲であったため心苦しい心境にいた。“母の死は自分に原因があるのではないか”そんな後悔ばかりがピアノを演奏する彼女の心を苦しめていた。
そんな中母の死後初めて、形見であるオルゴールを開けたことで、母の異常な愛情が怨念へと姿を変え芽衣の周りで怪奇現象が起こり始める。怪奇現象がエスカレートする中、芽衣は友人のエリザと共に霊媒師のもとを訪れるが更なる悲劇が彼女らを襲う。